錠剤をお湯に溶かすと、
まず微細な炭酸ガスが発生
炭酸ガス
carbonic
高濃度の重炭酸イオンが
24時間安定して湯中に溶ける
重炭酸イオン
bicarbonate ion
hydrogen ion
水素イオン
錠剤をお湯に溶かすと、
まず微細な炭酸ガスが発生
炭酸ガス
carbonic
高濃度の重炭酸イオンが
24時間安定して湯中に溶ける
重炭酸イオン
bicarbonate ion
hydrogen ion
水素イオン
bicarbonate of soda
重曹
保温効果を高め、
不要な垢を取り除く効果
citric acid
クエン酸
疲労回復効果を高め、
古い角質を溶かし生まれ変わらせる
水道水の残留塩素を中和除去し、
美肌効果もUP
ビタミンC
vitamin c
bicarbonate of soda
重曹
保温効果を高め、
不要な垢を取り除く効果
citric acid
クエン酸
疲労回復効果を高め、
古 い角質を溶かし生まれ変わらせる
水道水の残留塩素を中和除去し、
美肌効果もUP
ビタミンC
vitamin c
”ベビタブ”はお母さんも、家族も、
生まれてきた赤ちゃんも守れるんです。
重炭酸入浴剤の発明・開発者
小星 重治さん
2017.12.20
コニカ株式会社(現コニカミノルタ)にて研究室長・開発センター長などを歴任し、数々の特許技術を取得。なかでも写真付きIDカードを開発したところ、警察庁の目に留まり運転免許証の証明写真に応用されるなど相次いで新発明をされてきました。定年退職後、「写真技術で社会貢献したい」という信念のもと62歳のときに起業。そして世界で初めて重曹とクエン酸の錠剤化に成功し、重炭酸入浴剤を開発。現在は、重炭酸入浴剤を広め、国民の健康・長寿に貢献するため意欲的に活動されています。
そんな小星さんにインタビューさせていただきました。
健康でいるためには 『血流を上げ体温を上げること』 が大切
--- 私たちがママとベビーのための重炭酸入浴剤”ベビタブ”の販売を始めて、2度目(2017年12月現在)の冬が来ました。小星さん、ベビタブ使ってくれてますか?
小星:もちろん、使っていますよ。
--- 開発者である小星さんから見て、ベビタブの特徴はどんなところでしょうか。
小星:ベビタブという名前がいいですね。
ぜひ赤ちゃんの頃から使ってもらって、健康を守ってあげてほしいです。
--- 小星さんの想いは「重炭酸温浴法を普及させ、人の健康を守る事業で社会貢献をする」ということですが、重炭酸入浴剤を開発したきっかけを教えてください。
小星:今、日本の医療費は上昇し続け、深刻な社会問題になっていますよね。戦前はあまり見られなかった糖尿病やガン、うつやアトピーなどが若者の間にも広がっています。戦後70年間で私たちの環境は大きく変化し、化学物質やストレスの影響で日本人の体温は1℃も下がってしまいました。血流が下がると、体温が下がり、免疫力が低下し、あらゆる病気の原因になると考えられています。私たちが健康でいるためには、血流を上げ、体温を上げることが大切なことなんです。(※1)
そこで私は、なんとか簡単な方法で、現代人の体温を昔のような36.5℃以上に上げる方法はないかと考えました。きっかけはドイツで出会った自然炭酸泉医療。家庭で手軽に血流と体温を上げられる家庭用入浴剤の開発を目指したのです。
(※1)日本の医学者であり、日本自律神経病研究会の終身名誉理事長、故・安保徹(あぼとおる)氏の理論が基となる。低体温があらゆる病気のもとであり、病気と免疫には自律神経が関係していると説く。生前は国際的な場で精力的に研究結果を発表し続け、免疫学の最前線で活躍。著者は「免疫革命」「体温免疫学」「こうすれば病気は治るー心とからだの免疫学」など多数。
想いを込めて、熱心にお話される小星さん
--- ドイツでは自然炭酸泉が医療として認められ、健康保険も適用できるんですよね。
小星:そうなんです。ヨーロッパでは、自然療養の炭酸泉が2000ヶ所もあるんです。
医者が常駐し、医療行為として認められています。(※2)予防医療に力を入れることは、結果として医療費の削減に貢献することができます。
(※2)ドイツやイタリアなどのヨーロッパでは古くから天然の炭酸温泉が多く噴出し、多くの人々から親しまれている。ドイツにある『バード・ナウハイム』は、自然炭酸泉の温浴効果で血管を拡張させ、血圧付加なく、心臓の負担がない『心臓の湯』として有名。心臓疾患やうつ病、糖尿病などの治療にも使われている。日本に温泉医学が伝わったのは江戸時代末期、そして炭酸泉の価値が見出されたのは昭和初期。日本では大分県の長湯温泉が有名だが、天然の炭酸泉は日本では希少なもの。最近では、医療や介護、スポーツなどさまざまな分野で効果があると注目され、人工的に炭酸泉を作り出す技術が進歩している。
--- 人々に健康でいてほしいから、入浴剤で「血流を良くし、体温を上げたい」という想いを実現されたんですね
小星:健康の基本は”血流”です。病気といえば、かつては結核やマラリアなどの感染症が主でした。それらは今、医療の発展のおかげで全てゼロにすることができましたよね。子供たちが予防接種する病気は全部治ったわけです。一方で、戦前にはなかった病気がどんどん増えています。ガンや糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、認知症など、これらは全部心臓から上ですよね。上ってことは、血流が行きにくいからなんです。血流を上げて、体温を上げることが健康において最も重要です。
自律神経がつくられる生後100日間がとても大事
--- 小星さんの健康を守りたいというシンプルな思いの延長線上でベビタブは誕生しましたが、赤ちゃんの頃からベビタブ湯に入るとどういった効果があるのでしょうか?
小星:自律神経は生まれたときに急激につくられ、その後急激に下がっていきます。その生後100日の時期がとても大事です。自律神経が進化していく過程でダメージを与えないこと。つまり、この時に化学物質を浴びさせない、強い匂いを鼻から嗅がせないことが大切です。自律神経は、その子の免疫力に大きく関わってきますからね。(※3)
ヒポクラテス(古代ギリシャの医者)の言葉で「人は自然から遠ざかれば病気に近づく」というものがあります。つまり自然から遠ざかっちゃダメ。健康のためには、化学物質を吸収してしまうという生活をやめないといけないのです。
(※3)自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経。体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があり、その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」。不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現わる。
--- 化学物質が含まれる石鹸やシャンプーは、人の体にはあまりよくないんですか?
小星:石鹸もシャンプーも、水道水に含まれる塩素も、化学化合物はすべて体にとってストレスになります。ストレスを受けた体は交感神経が高まり、血管が閉じ、血流が滞り、体温が下がり、免疫が落ち、やがて重大な病気を引き起こしてしまいます。
そもそも健康な肌は、1兆個もの常在菌が守ってくれています。ただお母さん方は、赤ちゃん(子供)の身体が汚れていると思って、必要以上に毎晩ゴシゴシ洗い流してしまう。結果的に、肌の免疫皮脂バリアを壊してしまうことになります。だからこそ石鹸・シャンプーをやめて、赤ちゃん(子供)の肌バリアを守り、塩素を吸収させないことが重要です。
--- ベビタブは赤ちゃんや子供を守っているんですね。
小星:そうです。ベビタブは、石鹸もシャンプーもいらないわけですよ。重炭酸イオンは毛穴の中のミネラル皮脂汚れを除去する働きがあるので、綺麗になって、臭いも出ない。これを使っていれば十分ですよ。お母さんも家族も、生まれてきた赤ちゃんも守れるんです。
家族の健康をつくることが、いかに大事なことか
--- 家族みんなにいい、ということですね。
小星:体温と心は一貫しているので、家庭も温かくなって明るくなるはずです(笑)。ベビタブは沐浴なら1錠、家族みんなで入るなら3錠。時間が経っても重炭酸イオンの効果は変わらないので、追い焚きでも大丈夫。もし二日間入ったら一日当たり100円ですよね。贅沢して毎日入れ替えても200円です。ちょっと何かをセーブして、自分で健康をつくること。それがいかに家族にとって大事なことであるか気づいてもらいたいですね。
--- 追い焚きで使えるのは家計にも嬉しいですね。ただ二日目のお風呂の汚れが気になるという声もあります。
小星:初めて入る人は、やっぱり多く汚れがでます。体内に溜まった毒素や古いミネラルが排出され、デトックスされていますから、若い人や生活が乱れている人ほど汚れますよ。最初の頃、汚れが気になる場合は一日で交換して、汚れが気にならなくなれば二日入るようにしてもいいと思います。清潔さは、重曹とクエン酸そのものに自然の殺菌力がありますから問題ありませんよ。ただ、3日以上は衛生的に良くないので避けたほうがいいでしょう。
--- 赤ちゃんからお年寄りまで、家族みんなで使えるベビタブ。最後に、小星さんから一言お願いします。
小星:一人でも多くの人に重炭酸入浴剤(ベビタブ)を届けて、本当の健康を広めていきたいです。肌は免疫そのものなので、大切に守っていきたい。そのために化学洗剤を使わない自然洗浄を広め、正しい入浴法を伝えていく。体に良い入浴は、ぬるいお湯(37〜40度)で15分以上浸かることです。お年寄りであれば足湯にするだけでも血流が良くなり、体が温まって喜ばれます。お風呂の時間も親子で入って、お話ししながら入浴すれば仲良く過ごせますよね。
--- 私たちもベビタブを通して、より多くの人へ ”健康” と ”想い出に残る大切なお風呂の時間” をお届けしていきたいと思います。とても貴重なお話をありがとうございました。
開発者小星さんのスペシャルインタビュー動画も公開中!
profile
小星 重治(こぼし しげはる)
株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレットの代表取締役。
1944年神奈川県相模原市生まれ。
神奈川県立相原高校工業化学科卒業。小西六写真工業株式会社、後コニカ株式会社、現コニカミノルタ株式会社に入社し、カラー写真事業の研究開発、新規事業商品開発に従事。在籍時は約680件もの特許を出願。1998年科学技術庁長官賞受賞、1999年紫綬褒章受賞。2009年、世界で初めて重曹とクエン酸の錠剤化に成功し、重炭酸入浴剤を開発。